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*カニを食べに行こう H29年* |
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父が闘病中に連れて行った 夕日が裏温泉 父が喜んで食べてくれてましたっけ。 今年は さみしがってる母を連れていくことにしました。 前回 言った場所は夕日が裏温泉の 海舟 カニをしゃぶしゃぶにしたら 身が花のように広がるはずなのに 広がらなかったって 旦那様が常々言って・・・・お小遣いはたいた私にしてみれば ちょっと不満。 今回は 「じゃ、旦那様が探してよ!」 って事で見つけてきた旅館 みのり旅館をチョイスしました。 前回泊まった 海舟さんの裏手になります。 夕日が温泉は実家の綾部からさほど遠くないです。 前日の仕事終わりから綾部に帰っていたので 朝はゆっくり目に出発。 つい先週 このあたりは大雪が降ったので 1週間違っていたら 道が閉鎖されていて いけないところでした。 良かったです。 |
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出石川を北上中 これまた旦那様が大好きな出石に 旦那様はこの出石に若いころからスキー帰りに寄ってたって 結婚してからもちょこちょこ機会があれば来てました。 出石はそばが有名で「さらしなそば」のお店があちらこちらにあります。 |
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特に旦那様のごひいきはこの甚兵衛さん そういえば、父が入院中も 病院を抜け出してここまで食べに連れてきてあげたなぁ 父もそばが好きで、このお店はとても気に入ってくれてました。 |
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丁度お昼ということで、こちらで昼ご飯。 「今からカニ食べに行くんだからくれぐれも食べ過ぎないように!!」って 何度も注意して 注文したのは25皿 ここのはお皿を自由に注文できる。 大体女性で7皿 男性で15〜20皿 旦那様は20皿ぐらい行くけど・・ここは抑えてもらって・・ おそばだからさらさら食べれて、後からおなかに来るのよね。 以前私も調子に乗って失敗したことがあったわ(笑) |
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その後は久美浜湾を見ながら夕日が裏温泉へ 私たちが泊まった旅館は みのり旅館 旅館の写真を撮り損ねたけど・・・ こじんまりとした小さなかわいい旅館でした。 それでもスタッフの方のもてなし用は、とても丁寧でよかったです。 中居のお姉さまと 「海舟さんへ来た時にカニのしゃぶしゃぶで身が花のように開かなかった」って話を したら、「ここのは新鮮だし当然開きますよ。」 ってお答えが・・・ 「当然 地蟹コースを頼まれてますよね。」 って言われて・・・よくわかってない私たちは ? 話をよくよく聞くと・・・ 私は 山陰でカニ料理を出してるところは 当然 地蟹だとばかり思っていたのでした。 だって、私が子供の時は当然そうだったんだもん。 ところが、そうでなくて 大体2万前後ぐらいの蟹旅館の蟹は ロシア産の蟹で冷凍したもの。 地蟹になると3万以上になるそうなんです。 私は前回も今回も2万程の旅館を選んでます。 当然ロシア産ってわけだったんです。 今回は、旦那様のたっての希望だったこともあり、中居のお姉さんにお願いして 地蟹を出してもらえないか聞いてみました。 1万アップで、小ぶりなものなら1匹なんとか用意できますって事で、 今回 ロシア産と地蟹ブランドとの食べ比べとなりました。 |
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食事はお部屋食です。 まずはロシア産の焼きガニ |
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前菜も、蟹の刺身です。 | ||
そして、こちらが地蟹の刺身と 蟹みそ | ||
こっちがロシア産の蟹 | ||
こっちが地蟹のブランドもの | ||
わかりますか? これはどっちでしょう? そうロシア産です。 わかったあなたは通ですね。 ロシア産は身が白く ゆでてあるので赤みが強いです。 地蟹は半透明で透き通っています。 蟹の身を剥こうとすると ロシアさんはツルリと簡単にとれて 地蟹は筋ごとに殻にくっついていて取れません。 当然しゃぶしゃぶにした時に 身がパラパラと花開くのは 地蟹でロシア産は開きません。 |
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今回すごく勉強になりました。(いや、なんの勉強だか) 結論。蟹はどっちでもおいしい! しゃぶしゃぶにした時に、すごく地蟹は弾力があっておいしいけど 庶民的な私達は、別にロシア産でもいいじゃないかってことになりました。(笑) 今回私たちは、小食コースにしてました。 それでも、十分堪能しておいしかったです。 当然お土産の蟹も一人1匹づついただきました。 |
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朝食は 半個室になった食堂でいただきました。 半分バイキングのようになっており、本当においしい食事を堪能しました。 お隣の席で、中居さんとお客さんのお話。 どうやら、お隣さんも ひとり親になった親を連れてきている夫婦のようで 私たちとは逆でお父さんを連れてきているようでした。 中居さんも旦那さんをなくして5年ぐらいたってようやく整理がついたが そんな簡単につくものではない。一緒にがんばろうねって励ましあってました。 |
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どこの家庭も親一人いなくなるってことは辛くて大変なことなんだなぁ。 うちだけじゃないんだ。ってしみじみしながら席を後にしたのでした。 さて、おなか一杯食べた後は 前回と同じように、お店屋さんを除きながら帰ろうって事に。 |
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ここ。 ほら、前回も父と一緒に記念撮影した場所。 コーヒー無料でふるまってくれて、試食いっぱいでおなか一杯なのに また食べちゃうわ。 |
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地蟹は1匹 じゃなかった1Kg 23000円だって・・・。 じゃ、昨晩出してもらった蟹 小ぶりとはいえ1匹1万だったらすごいサービスだったのよね。 |
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中居さんに教えてもらったんだけど 地蟹でも 「水蟹」「若蟹」と呼ばれるものがあるんだけど それは、脱皮したてや、まだ若く小さい蟹のことで、それらは身が水っぽかったり、身が詰まってなかったりするんだって。 そうなると一気に安くなる。左の5000円でも安いと思ったけど・・・・実はこれまた中居さんに無理言って教えてもらったんだけど 地元の人が買いに来る魚屋さん。 こちらを案内してもらったんです。 小さなこじんまりした魚屋さんなんだけど・・・・地元の人が列をなして買いに来てました。 お店の名前は 明かしませんが 店先で大鍋で若ガニ 水ガニを生きたままボンボン入れてて、それが湯だった先から売れている。 しかもお値段 破格すぎる! みんな3匹 5匹と買っていくんだもん。 私も試しに1匹 っていうか、今湯だったのみんなが持って行っちゃって1匹しか残ってなかったのよ。 お値段 小ぶりな方で900円 大きい方でも(売れきれちゃったけどね)1200円 もちろん地元の魚屋さんだからそれだけじゃない。ハタハタとかも破格値。 ちくわとか、私の狙いは岩ガキ。こちらも破格値で購入。 ![]() 間違いなく地蟹よ。 娘夫婦にこの蟹上げたんだけど、しっかり身が詰まっていて 蟹みそも入っていたそうです。 水蟹だったけどその分捌くのも、 はさみが簡単に入ってよかった〜って言ってました。 牡蠣もぷりぷりでおいしかったw その楽しかった魚屋さんでの買い物を終了したら 実家の綾部へ 実は綾部ではほとんど雪が残ってなかったんだけど そのほんの数キロ前までは 結構雪国を走ってました。 |
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