娘の結婚祝いにベット

娘の結婚式に私がウエディングドレスを縫うのに明け暮れていたとき・・・

旦那様も、なにか娘の記念にって思ってくれたみたいで

でも、旦那様はベットだけはご勘弁って言ってたんです。
何故かっていうと、やっぱり寝ている間ずっと命預けるわけで
(いや、それって大げさな・・・w)
そんな大事なものを作れないって言ってたんだけど
娘が部屋に入るベットが見つからない

だ・か・ら
「ベット作って」
ってお願いされて


ベットを作るって・・・。(笑)

娘たちの新居は素敵なマンションなんだけど
寝室がちょっと狭くって
普通のベットだと小さいのにしないといけないんです。
まずはスペースつくりから


もともと娘が使っていた部屋

こちらはもっぱら最近では
旦那様が自分の部屋として
DIYに使ってます。


本格的な家具を作るには
まずは作業台からっていうことで
作業台も作成。
この部屋には娘が結婚まで使っていたシングルベットが残されていました。

これを利用しないはずありません。

部材を引きはがしたため
まずは、中古部材をきれいにサンダかけします。

こんな木だって大切に使わないと
結構するもんなんですよね。
この木はもちろん、縦の長い部材として使用します。
杉の柱用角材。

同じサイズにいくつもカットして
ダボ継ぎをして
ベットの横木になります。

これだけの太さがあれば
お相撲さんだって大丈夫って感じですよね。
天板のすのこ状になる部分を
カットしていきます。

古い木材を再利用してるので
色がチグハグだけど
大切な資源 無駄にはしません。

何が一番苦労したかっていうと
ベットの分解がきちんとできるようにすることです。

分解できるようにするには
接続部分が金具になるようにしないといけません。

ベットは2つ作る予定。
だって、いくら仲良よしだって
マットレスがくっついてたら
ちょっとの振動でも目が覚めちゃうでしょ。

なので、ここはベットを別々にしたほうがいい・・・って私の助言^^;
一つは以前娘が使ってたものを分解して金具を取り出して使用するので問題ないんだけど
もう一つは金具集めからしないといけません。
この金具にたどり着くまで
どれだけの金具を買って試してみたか・・・

こんなちっぽけなものだけど
思ったより高いのよね・・。
では組み立て方を説明しましょう。

足となる部材には
2つの穴が開いてます。

そう、あのダボ継ぎした
横木です。
その穴にこんな鉄の棒を差し込みます。
ベットの縦の長さとなる
長い縦木にL字に折れたフックのような金具がついているので差し込んで

しっかりボルトで押さえます。
L字金具をアップにしたところ。

こんな金具があるんですね。
これのおかげで思い縦木をひっかけるだけでいいようになってます。

こんな風にベットの枠組みができます。
出来上がった枠組みに
別に作っておいた
部材をはめ込みます。

こちらもボルトでしっかり閉めます。

この部材があることでベットの軋みを抑えます。
あとはすのこ状に組み上げた天板を
乗せて出来上がり。

おぉ ぴったり!


娘たち夫婦のための特注サイズのベット


完成です。

サイズは2つ合わせてクィーンサイズを2で割った
シングルサイズの変形サイズです。
ヘッドボードはほしかったんだけど・・
狭いお部屋と長身な婿様のせいで
それすら、作ると部屋に納まらないという
・・・・><



床下はいずれ収納用引出しが入るようになってます。
ところで・・・


角柱は角でぶつけたら危ないって
面取り。

ぷぷぷ。

そんな子供じゃないってって笑ったら
赤ちゃんのためだって・・・。



狭い部屋を最大限有効に使えているでしょ。

苦労して分解できるように作ったのは
長く愛用してほしいという旦那様の思い。

どこへ引っ越しても、これで
分解して持っていけるわよ。


一生もののプレゼントができました。



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