5. 3日目 イルカツアー
3日目の朝。
期待をこめて窓に近寄る。
はい。雨〜〜〜。
 
でも、きっと天気が回復して イルカ見れるよ。
 
そう心では思ったけど・・・ヤシの木々が異様に揺れてる・・・・・。
 
ま・・・まさかなぁ 





はい。予感的中。   .....8
 
イルカツアーの波止場までのバスの中。
土砂降りです
きっとひどかったら中止になるよな・・・・・。
そんな思いも・・・・。
むなしく・・・桟橋に付くと さっさかクルーサーに乗せられて・・・・。
 
大揺れの 大海原へ・・・・・。
ご期待通り・・・・ ゆれます!ゆれます!
降ります。降ります。

私、やばいかも・・・・。
 
 
でも、まずはシュノーケルから・・・・。
 
外海までもはいかない、まだ島が点在するような場所で ドボン
もちろん足なんか付きません。
 
うぉ〜〜〜。きれい〜〜〜。
 って言うのもつかの間。
 
海の揺れで、船酔い+波酔い。
甲板にあがってしばらく耐えたけど・・・・・。もう駄目。 限界。
 
早く私を連れて帰って!!!!!
もうイルカ 無理。見れない。
 
 
「カメだ!!」
 
誰かが叫んで かろうじて見に行ったけど・・・・
 
その後は もう30年ぶりかというぐらい、ものすごく酔いました。
 
後は意識朦朧。
甲板の雨の当たる場所で ブルブル震えながら 人の目も気にしないで横たわっていました。
誰かが、私の上にライフジャケットを乗せていってくれる。
助かる>< 少しでも体温 温存できるわ。
 
少しイルカを探すためにクルーザー走らせたみたいだけど、結局見れず  ....9
 
早々に引き上げたみたい。
30分ほど横たわっていた私も少し回復して、ようやく人間並みに 椅子に座って
桟橋につくころには 笑顔も出るようになりました。
 
帰りのバスは 2便の方々を乗せてきて、交代。
 
「うはぁ 第二の餌食者たちがやってきた・・・・」
 
って思ったものだわ・・・。
 
 
でもかえりの時「イルカが残念ながら見れなかったから もう1回 ツアーに参加することが出来ます。
来られる方」
 
って言われたときに2組のみ手をあげてました。
 
一組はカップル。 もう1組は私たち・・・・。
真っ先に酔い、真っ先にダウンした私だったのに・・・・大丈夫かい。
(きっと酔い止めを飲んだら大丈夫。次は酔い止めを買っていこう) そう思いました。
 
 
そうそう、ボートの中にはジュースの飲み放題とかあったけど・・・・飲めたものではなかったわ。
寒くて・・・・・。
 
 
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